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女性と骨粗しょう症

骨粗しょう症には、高齢者にみられる「老人性骨粗しょう症」と、閉経後5年から10年で現れるようになる「老人性骨粗しょう症」があります。
骨粗しょう症は50歳以上の女性に特に多く見られ、一般に、60歳以上の女性で腰が曲がっていたり、慢性的な腰痛がある場合、ほぼ骨粗しょう症であるといえるようです(正確な診断は、X線所見により確定します)。
しかし、どうして女性にこれほど骨粗しょう症が多く見られるのでしょうか? 実際、40歳以上の発症頻度は、男性の3.7パーセントに対して、女性では13.1パーセントといいます。
ほぼ4倍というから驚きです! 第1に、女性は、もともと骨が細く、骨量が少ないことが原因しています。
また若い頃からダイエットをしたり、運動量が少ないということもカルシウム不足やカルシウムの骨への蓄積を少なくする原因となっています。
カルシウムの貯蓄量は、男性の3分の2から4分の3くらいしかないといわれます。
しかも女性は、妊娠や出産で、カルシウムを子どもに与えてしまうということ、そして閉経を迎えて更年期になると、女性ホルモンの分泌がとまってしまうことがあげられます。
女性ホルモン エストロゲン 閉経を迎えると、エストロゲンという女性ホルモンの分泌が激減します。
この女性ホルモンは非常に強力なホルモンで、骨をつくる細胞のはたらきを活発にし、腎臓での活性型ビタミンDの合成を促進する作用もあります。
高齢になると、ただでさえ、腎臓の働きが衰え、活性型ビタミンDの合成能力が衰えます。
女性の場合、ホルモンの関係でこれにさらに拍車がかかって、ますます活性型ビタミンDが合成されなくなり、カルシウムの吸収が難しくなってしまうのです。

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